男の鞄をテーマに
僕と弟子達と個展を開催したことがあった
12、3年前…
六本木ヒルズだった
旧レッドムーン時代のメンズバッグは
主にテレビ通販のために作っていた
正直
何でも売れた時代だった
僕らもテレビ局もお客さんも
ノリノリだった
いい時代だったと思う
賛否はあったにしろ
結果的にレッドムーンは瞬く間に
知れわたり、名をあげることに成功した
とても感謝している
僕の決断は間違っていなかった
今となれば懐かしい思い出だ
あの頃は
ナイロンバッグとイタリア物が全盛期
僕らは少し毛色が違って見えたろう
クラフツマンシップ
それが何なのか、どうなのか
わからない時代だった
伝える人が少なかったのかも知れない
知る必要さえなかったのだろうか
当事者の僕でさえよく整理できないまま
十数年経過したわけだが
現物はワークスのあちこちに見られる…
謎が少し解けたように感じる
男の鞄 いずれにしても
これからが旬である
レッドムーン後藤
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