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2016年12月19日月曜日

TRUE romance. 僕がレッドムーンを旗揚げした頃の映画だと記憶していて、しかも一番好きな作品だ。 すでに当時ガラでもない年齢でいたにもかかわらずこの映画は何度めかの青春を蘇らせてくれたものだった。社会の底辺を徘徊してはいるが情熱や夢は一級品の若者達の純真な大恋愛を描いていた、…命懸けの恋物語であった。妙なもので遥かに青春を置き去りにしたつもりの25年後の今日にあって、なおさら加速度を増してこの物語に惹かれる不思議は何なのだろうか?(笑)言いえて妙だが、僕は人生最後の情熱大陸に這い上がった気分でいっぱいである。願わくば唐天竺までの片道切符を手に入れたいものだ。…売り場を探してみよう。


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